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ゆでたまごの皮の価値 過去の自分と今の自分は別の人間だ。磯崎成美は頑なにそう信じていた。 と言っても過去に大きな失敗談があったわけではない。青春期に植えつけられたその考えを捨てるでもなく、成美はただそっと胸の中で温めていた。 ゆでたまごの薄皮をむくようにして、一日毎に違う自分が生まれている。三十を過ぎた肌の下からはみずみずしい細胞は出てこないが、自己を形成する本質的な物はまだ新鮮であり続けてる。日々の生活に疲れた時、成美はそう自分に言い聞かせる。 「それは過去を軽視している。極端に言えば、それは無責任な事だ」 成美がそんな考えを初めて打ち明けた相手は、夫である良明だった。何がきっかけだったのかは思い出せないが、返ってきた言葉は辛らつだった。そしてそれが、良明に対して自分の考えを力説した最後の夜だった。 高校の数学教師である良明は、自らに厳しい人間だった。そしてそのスタンスは他者に対しても向けられていた。夫の授業風景を成美は見た事が無かったが、時間を刻むチョークの音は容易に想像する事ができた。 とは言え、夫婦仲が険悪と言うわけでも無い。数年前の自分は良明の頑固さを愛おしいと感じて一緒になったのだし、そろそろ子供が欲しいね、なんて会話はずっと交わしている。 だから、と、成美は呟く。指先に感じるひんやりとした感覚に笑みがこぼれる。団地サイズの畳が六枚ひかれただけの手狭な和室、その中心で、乳白色の壺が細い陽光をただ静かに浴び続けていた。 古美術の知識は成美には無かったし、そもそも興味すら持っていなかった。結婚して以来衝動買いをした事は無かったし、日用品以外は良明に買う理由を説明するのが習慣だった。説明するうちに本当に必要なのか自分でも分からなくなる、なんて経験は少なくなかったし、訪ねてきた友人達に部屋の中が殺風景だと言われたのは一度や二度のことではない。。 その壺は商店街にある古道具屋の、ショーケースの中で埃をかぶっていた。昼前の買い物に行くデパートへの通り道にあったので、成美はいつもその横を通り過ぎていた。 何度か眺めるうちに、それはいつか見かけた壺じゃないかという考えが浮かんだ。少女時代の食卓の上だったかもしれないし、学生時代彼氏と眺めた物だったのかもしれない。だがいずれにせよ、はっきりと思い出せないのなら重要なものではなかったのだろう。 ただ、積み重ねというものは厄介だった。何気なくそれが目に留まるたびに、成美は今日も買われていなかったと安堵するようになっていた。扱われ方からして芸術的な価値はさほど無いのだろうが、客足の乏しいあの店が潰れないとも限らない。そんな考えさえ浮かんだ。 それでもその壺を買うのには、更に幾らかの勇気と時間が必要だった。行動とは思考の積み重ねの果てにある。そんな良明の口癖が頭から離れなかったからだ。 そして葛藤と、結局は衝動の末、マンションの一室にその壺は置かれる事になった。両手には少し余る胴回り、派手さは無いが、小振りで可愛らしい花器だった。下に行くにつれ色合いが変わる乳白色の肌は、指でなぞると陰影によりまたほんの少しずつ表情を変えていく。 良明が初めてその壺に気がついたのは、昨日の夜の事だった。 和室の隅に置かれた、花の飾られていない花器。良明は興味の無さそうな目を一度だけ向けると、 「いくらだった」 手元の新聞にすぐに視線を戻し、素っ気無くそう言った。 「三十万円」 流し台の前に立ちながら、背中越しに成美は答える。がさり、と、新聞が丸められる音が聞こえた。良明の唖然とする顔を見てみたいという衝動に駆られたが、成美はそれをぐっと堪え、ひたすらに食器を洗い続けていた。 自分を形作っているものは、過去であり経験だ。成美が大学時代に交際していた青山の口癖だった。彼は生物学を専攻していたが、ロマンという言葉をやたらと口にしたがる男だった。 外見的差異、DNA配列、静脈パターン、それらは全て付加的なものでしかないんだ。主義や価値観、思考でさえそうだ。全ては記憶によって生み出されている。何故なら無から何かを考え出すことは出来無いからだ。だから考えというのは、ひょっとしたら魂なんてものさえ、記憶の一部でしかないんじゃないかな。 まるで熱に浮かされたように、青山はそう繰り返していた。良明に聞かせれば、また無責任だと切って捨てるのだろうか。ひょっとしたら、ただ唖然と口を開けているだけかもしれない。それともただ押し黙って、新聞を読み続けるのだろうか。 成美は最近、学生時代のささやかな恋に思いを巡らせる事が多くなっていた。といってもその視線は青山に向けられているのではない。愚かしく、抱えている孤独に気がついていなかった自分という人間に対してだ。 記憶はある。十数年前、それはたしかに自分自身だった。しかし記憶は積み重なり、また新しい自分が生まれていた。 だけど、その薄皮を剥がせばまた昔の自分に戻れる筈だ。出来もしないそんな事を呟きながら、また増えていく記憶をただ眺めている。 良明の低い声を聞きながら、成美はかりかりと人差し指の爪で壺の下の丸みをかいていた。よくよく見れば、そこだけ色の違う事を見て取れる。まるでかさぶたのような、修繕の痕だ。 「壺に三十万なんて馬鹿げている」 一日たってようやく良明は口を開いた。生徒達の前で教鞭を取りながら、ずっと壺の事を考えていたのだろうか。何であれ自らの行為には責任を持たなければならない、そう教える彼らしいとも思えるが、どこか滑稽でもある。 「俺の稼いだ金だ、とは言わない。お前個人の買い物も時には必要だと言う事は理解している」 ずるい言い方だと、成美は思う。良明が使う“理解”という言葉は、“それ以上は自分が考える必要は無い”という意味なのだから。 「だが、そんな壺に三十万も払う価値があるとは思えない」 「鑑定書があるわ」 「重要なのは俺達にとって必要なのか、という事だ」 それきり良明はまた沈黙した。かりかりかりと、壺をひっかく音だけが聞こえている。 傷があったから、本当は三万円なのよ。そう言いかけて、成美はやめた。 乳白色の肌にかぶせられた薄皮。それを剥がさないように注意しながら、成美は人差し指を動かす。 かりかりかりかり。明日の自分も多分、そうしているのだろうと思いながら。 了 トップページ 一人反省会場 blog
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50音順です 元ネタを書いて貰えると感情移入しやすくなります ア行 アイン 『フェーダシリーズ』アイン・マクドガル。ウルフリング(狼獣人族)でサブ主人公。東方趣味で刀を使う、千年戦争を生き抜いた歴戦の猛者。通称「銀色の雷鳴」。 アサギ 『神達に拾われた男』ドラゴニュートの冒険者。刀剣を携え、「拙者は~でござる」の物腰。 イヌヤシャ 『犬夜叉』主人公。半妖の少年で、妖刀鉄砕牙を武器に闘う。 イノスケ 『鬼滅の刃』嘴平伊之助。主人公・竈門炭治郎と同期の鬼殺の剣士。猪の頭を被り、上半身裸で猪突猛進に戦う野生児。 ウラ 『吉備真備伝説』温羅(うら)。吉備野冠者、丑寅御前とも呼ばれる。吉備野国で悪事を働いていた鬼の首領。彼は後に昔話『桃太郎』の鬼のモデルとなった。 オオタケマル 『田村草子』大嶽丸。鈴鹿山に住み着き悪事を働いていた鬼。天候を操る神通力を持ち、三本の宝剣の力によって守護されている。 オオトリ 『ひとつ火の粉の雪の中』主人公・鳳。鬼を斬ることを一生の宿命とする修羅の男。佩刀「女神(ひめがみ)」や法力を使って鬼を屠る。 オキクルミ 『大神』ナカツクニ(中津国)北部極寒の地カムイの半人半獣の剣士。人間の状態でも狼の状態でも宝剣「クトネシリカ」を用いて戦うオイナ族最強の戦士。 オニヒュウガ 鬼日向。戦国武将・水野勝成の若い頃の異名。あまりの勇猛さから名づけられたという。 オニマロ 『鬼麿斬人剣』山人の捨て子で刀鍛冶・源清麿の弟子。刀の切れ味を吟味するための死体斬り術「ためしわざ」を剣術に応用し、一度に7人以上の忍びを斬り伏せるシーンがある。 オヤブン 『不思議のダンジョン 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!』鬼が島を拠点とする鬼の首魁。破壊を好む乱暴者だが、正々堂々の勝負を好み、策を弄する部下を叱責する時もある。金棒と炎で攻撃してくる。 カ行 ガデム 『シャイニング・ブレイド』ミスティに忠誠を誓う黒豹の獣人。「漆黒の魔剣獣士」の肩書きを持つ剣豪で、日本刀を自在に扱う。 カンタイ 『十二国記』桓魋。慶東国左軍将軍。熊の半獣で、巨大な鉄槍を振り回す膂力の持ち主。 キドウマル 『ぬらりひょんの孫』鬼童丸。京妖怪幹部。鬼の半妖で、剣術に長ける。 キロウマル 『新世界より』奇狼丸。大雀蜂コロニーの総司令官。勇猛果敢なバケネズミ。 キンタロウ 金太郎。坂田金時の幼名とされ、山姥と雷神の子とも言われる。 コウウ 『史記』項羽。劉邦と対立した勇猛かつ苛烈な将。異名は「覇王」。 コマムラ 『BLEACH』狛村 左陣。護廷十三隊七番隊隊長。実は人狼であり、斬魄刀「天譴(てんけん)」の使い手。 コンゴウ 『ウォーザード』金剛。ジパングステージに登場する巨大な鬼であり、普段はトクガワ幕府臣下・タヌマの姿をとっている。金棒と自らの肉体を千切って飛ばす攻撃や、自らに攻撃力アップとアーマー状態を付与して立ち回る。 サ行 サコン 島左近。石田三成に仕えた戦国武将。関ヶ原の戦いで黒田長政隊と激戦を繰り広げ戦死。しかし、黒田隊の兵士は夜ごと左近の「掛かれ!」の声にうなされ、また左近がどのどのような鎧兜を着用していたか誰も覚えていないほどの恐怖を感じたとされる。 サマノスケ 『鬼武者』明智左馬介秀満。主人公。鬼の一族から授けられた「鬼の篭手」により、鬼武者に変身する。 サリム 『予言者育成学園』武士の格好をして狐の面で顔を隠している獣人の剣士。王立騎士団の入団試験で50連勝を果たし、異種族としては異例となる入団が認められた。 ザンクロウ 『サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣』壬無月斬紅郎。ラストボス。人の心を失い、鬼と畏れられる剣豪。大太刀から繰り出される剣術は高威力を誇る。 シシマル 『快傑ライオン丸』獅子丸。主人公。獅子面の剣士・ライオン丸に変身する。 ジュウゾウ 『月華の剣士』神崎十三。一条家に居候している巨漢。使用武器は金棒。 ジュウベエ 『YAIBA』柳生十兵衛光厳。酒が入ると狼男「さすらいのウルフ」へと姿を変え、大暴れする。 シュテン 酒呑童子。日本三大悪妖怪の一角とされる伝説の鬼。人間だった頃の幼名は「外道丸」で、絶世の美少年として有名であり、あらゆる女性の憧れの存在だった。ある時、自らに送られた恋文の山を焼却処分しようとした際、焼かれた恋文から出た情念の煙を浴び、気付いた時には鬼の姿に変わっていたという。 シロヤシャ 『銀魂』白夜叉。攘夷戦争時代の銀時の異名。 タ行 タケミカヅチ 建御雷神。日本神話の軍神で、雷や刀剣の神としても知られる。 ナ行 ナガヨシ 森長可。「鬼武蔵」の異名を持つ武将。好戦的で気性が激しく、血生臭い逸話が多いことで知られる。 ナダル 『ワンダークラウン』ナダル・デグスタ。獣人が大半を占めるデグスタ公国の王ガンダロフの次男で、刀剣が武器。狼の獣人に似合わず、沈着冷静な性格で、好戦的な兄シュバルと対立する。土属性。 ノブツナ 上泉信綱。戦国時代の兵法家。伝承や後世史料では陰流、神道流、念流などの諸流派を学び、後に新陰流を大成した。また剣聖と謳われ竹刀袋を発明したともいわれている。 ハ行 ハジメ 新撰組三番組長、斎藤一。新撰組の数少ない生き残りで、戊辰戦争においてはつねに最前線で戦い「無敵の剣」と称される。 バットウサイ 『るろうに剣心』人斬り抜刀斎。人斬り時代の剣心。 ハンザエモン 『侍道2』高沼半左衛門。高沼組を取り仕切る侠客。ご禁制品の密売を足掛かりに、清水次郎長の様な大親分に成り上がろうと目論んでいる。使用武器は大太刀・斬鬼丸。 ビシャモン 毘沙門天。多聞天とも呼ばれる。仏教における四天王の中でも最も強力な力を持つとされ、主に武士階級に信仰された。 『ヴァンパイアシリーズ』元々は降魔調伏を生業とする高僧だったが、ある時に魔性の鎧と刀に魅入られてしまい、以後は手にした妖刀で凶行を繰り返す妖怪と化した。 ヒビキ 『仮面ライダー響鬼』主人公。「猛士」関東支部担当。仮面ライダー響鬼に変身する。主な武器は「音撃棒 烈火」。 ヒョウゴ 柳生兵庫助。加藤清正に仕えていたころ、一揆の有力者20人あまりを1人で斬り伏せ、鎮圧した。 フウガ 『ファイアーエムブレムif』風の部族族長にして白夜王国国王スメラギの盟友。老いてなお盛んな武芸者。クラスは兵法者(刀、薙刀、金棒を扱うクラス)。 フツヌシ 経津主神。日本神話に登場する刀剣の神。 ベンケイ 武蔵坊弁慶。平安時代末期の僧兵。源義経の郎党。薙刀や大槌などの七つ道具を所持していたという伝説もある。 マ行 マサツネ 武田氏家臣、土屋昌恒。天目山の戦いにおいて、崖から落ちないよう片腕を蔦に絡ませ、もう片腕の刀で滝川一益隊を斬り払い、食い止めた。その剛勇は「片手千人斬り」と称される。 マタエモン 荒木又右衛門保和。仇討ちを志す渡辺数馬に与し、相手方の手勢を次々に斬り伏せた「鍵屋の辻の決闘」で有名。 ミツナリ 『戦国BASARA』石田三成。西軍総大将。徳川家康を憎悪する「復讐鬼」でもある。 ムサシ 宮本武蔵。江戸時代初期の剣豪。二天一流の開祖であり、五輪の書の著者。無敗の剣豪として名高いが、勝つ為には手段を選ばぬ狡猾さを持つ事でも有名。 ムネノリ 柳生宗矩。大阪夏の陣において、徳川秀忠の本陣に乱入した大阪勢を、柳生新陰流の奥義「逆風の太刀」により次々に薙ぎ払ったとされる。 モクノスケ 隆慶一郎『死ぬことと見つけたり』主人公の一人、佐賀藩浪人斉藤杢之助。毎朝死に方の訓練をし、全く死を恐れない生き方をしている。人間離れした刀と銃の達人。 ヤ行 ヤサブロウ 伊吹弥三郎。近江の伝説に伝わる巨人で、伊吹山や富士山を造り上げたという。『仮名草子』では千人力の怪力を持ち、「鬼伊吹」と呼ばれていた乱暴者とされる。 ラ行 ラーヴァナ 『ラーマーヤナ』ラクシャーサ(羅刹の悪鬼)の王。優れた頭脳と武勇を併せ持ち、さらに厳しい苦行を重ねたことで、創造神ブラフマーからの褒美として「神にも悪鬼にも倒されない肉体」を得た。 ライオーガ 『ビーストサーガ』主人公。グロリア王国国王。 ランゲツ 『陰陽大戦記』白虎のランゲツ。「陰陽剣・曼珠沙華」を操る黒い虎の姿をした式神。 ワ行 Wikiを編集する際の意見や要望等はwiki編集・要望を活用して下さい。----
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ふわふわのベッドとあったかいシーツ。 それらが合わさるとき、人はこの上ない快眠を手にすることが出来る。 そして、今も一人。 極上の眠りに落ちる、一人の王子が。 すやすや、すやすやと眠っている。 ゆっくり、ゆっくりと誘われて行く。 "夢"の世界へ…… 足を一歩、地面へと踏み出す。 踏みしめる足に力がうまく入らず、右によろけてしまう。 その体を支えようと、両手を地面に突き出す。 地を支える腕に力がうまく入らず、体ごと倒れ込んでしまう。 体の感覚を叩き込みながら、全身を使って立ち上がる。 そうしてまた、次の一歩を踏み出しては体勢を崩す。 そうしてまた、両手を突き出しては体ごと倒れ込む。 そうしてまた、全身の筋肉を使いながら起きあがる。 数え切れないほどの生傷を生み出しながら、グリフィスは確実に前へ進んで行く。 踏み込み、倒れ込み、起き上がり。 一連の動作を通じて、体の感覚を叩き込んでいく。 人の肉体とは、血液とは、筋肉とは、骨とは、神経とは、どう扱う物だったか。 まだ、自分が人間の体を持っていた頃の記憶を頼りに、ひとつずつ思い出していく。 ひとつずつ、ひとつずつ、我武者羅に思い出していく。 気がつけば勇者の放った雷の方へと、その体は動いていた。 少しずつ感覚を取り戻していく体を使いながら、前へ進む。 勇者の放った雷の方、そこに聳え立つ山の中へ入り込む。 体を岩肌にあちこちぶつけ、生傷を擦り傷へと変貌させ、それでも前に進んでいく。 道中、奇妙な七体の像が置かれた広間に当たる。 中央の巨大な鳥の像の周りに、恐竜、髑髏、蛙、そして男三人の像が置かれている。 これらが何を意味するのか、さっぱり見当もつかない。 だが、グリフィスはしっかりと感じ取っていた。 この部屋に入ったとき、其々の像の"目"が光ったことを。 何とも言えぬおぞましさから、逃げるように先の部屋へと進む。 奥の部屋にあったのはたった一体の像。 強靭そうな鎧兜とマントを身に纏った、男のような像。 一見すると何の変哲もない像だが、グリフィスには何か特別な像のように見えた。 そう、まるで"あいつ"のような―――― 「ん……?」 未だに安定からは遠い体で、屈むような姿勢でその像を見つめていた。 今のグリフィスだからこそ、まるで小さな少年のような視点を持つことが出来た。 どう見ても怪しい何かが、像の傍にあることに気がついた。 そして、その怪しい何かには像とは対照的に埃がついていない。 自分より先に、何者かがこのスイッチに触れていると考えられる。 辺りから血の臭いはしない、ということは罠の類ではなさそうだと考えていい。 恐れることなく、その何かを押し込む。 像の台座から一本の道が現れる。 埃を被っているところに対し、誰かが通ったのか埃が綺麗になっているところがある。 つまり、誰かが先にこの道を通っているという事。 では、この先に何があるのか。 恐らく、歩んできた道から考えても山頂が近いのは分かる。 ならば、その山頂には何があるのか。 ひょっとすれば罠かもしれない、その罠に引っかかって戻ってこないというのも十分考えられる。 万が一、罠がないとすれば先に登っている筈の"誰か"は何をしているのか? 何もないなら何もないで、下山途中に自分と遭遇するはずだ。 なんにせよ人がいる事、そして頂上に何かあるのは確実だ。 上手く動かない体にムチを打ちながら、グリフィスは山頂を目指して動く。 辿り着いた先で見た。 昇り始める太陽と、辺りを一望出来る景色を。 先ほどより一回り大きい"あいつ"のような像を。 そして、その中ですやすやと寝息を立てる。 一人の、黒髪の少年の姿を。 雷の発生した場所は山頂。 そして自分が歩いてきた道中では、誰にも出くわすことはなかった。 ならば、この少年が雷を打った張本人だろう。 ……あまりにも、信じがたい出来事だが。 グリフィスは考える。 この僅かな情報を手に、これから自分がどう動くべきなのか。 この動かない体と、手にした情報と、この状況でどう動くべきなのか。 まず、少年の命をここで奪い去ってしまうのは、あまりにも愚策。 自分は夢の為に屍を積み上げるのが目的だが、そのために手当たり次第に殺戮するのは良策とはいえない。 ましてや赤ん坊のようにはいずりながら移動するのがやっとの今の自分では、力を取り戻すまで生き残れないだろう。 本当はこの少年について知りたいところだが、偵察スコープはまだ使うことが出来ない。 ならば、この少年について考える。 何故、雷を打ったのか? 何故、人目につくような行動に出たのか? 仮に、この姿からは考えられないほどの邪悪を抱えた殺戮者であるとすれば。 そこまで考えてから、その可能性をまずは振り払う。 そもそも、この少年はあの隠し通路を通ってきている。 わざわざ山頂方面へ向かうより、下山して獲物を探すほうがよっぽど効率がいい。 殺し合いには乗っているものの、眠たかったので寝れる場所を探して山頂まで来ましたと考えるには少し無理がある。 となると、この少年が殺し合いに乗っているという線は薄くなる。 連鎖するように答えが見つかっていくもので、とするとあの雷は仲間を集う狼煙のような物だったのだろう。 誰が集まるかわからないというこの状況なのに、悠長に眠りに着く事ができるのは余裕の表れか。 とはいえあの雷を自在に操る力は、確実にある。 そして殺戮に乗っている線は薄く、それどころか仲間を募っている可能性が高い。 つまり、この少年も力を欲しているのだ。 ならば、この機会を利用しない手はない。 殺し合いを打破するという建前を持って少年の傘下に入り、体の感覚を取り戻すまで共に過ごす。 いつかのあの時と似ているようで少し違う方法を取るのが、恐らく最善の一手。 一時的な隠れ蓑としては十分な環境だろう。 この少年が戦闘面でどこまで役に立つのかは未知数だが、あの雷を操るほどの力があるのならば、強力な仲間であることには違いない。 何時手のひらを返し反旗を掲げるのか、それは処分の方法と共に追々考えて行けばいい。 「……う、ううん」 その時、ベッドの上で眠る少年が目を擦りながら起き上がってきた。 傷つき倒れそうな青年を演じるために、近くの適当な場所に倒れこむ。 道中で作ってきた傷が、上手く作用してくれそうだ。 一瞬で頭の中に言葉が次々に浮かんでくる。 彼をを味方につける、貧弱な"平民"の言葉が。 準備は揃った、あとは演じるだけだ。 オレが目指す、"夢"の世界へ辿り着くために。 ここは、まだ"夢"の途中。 倒れるわけにはいかないから、なんだって利用してみせる。 【D-6 /魔王山最深部/1日目/早朝】 【主人公の息子@ドラゴンクエストV 天空の花嫁】 [状態]:健康 [道具]:基本支給品1式(松明をひとつ消費しました)、不明支給品1~3 [思考・状況] 基本行動方針:ワルモノを倒してみんなで帰る 1:ここに集められた人と合流して助け合う 2:少し石像が気になる。 [備考] ライデインによって山に落ちた雷が幾つか離れたエリアでも観測できるかもしれません。 【グリフィス@ベルセルク】 [状態]:左の歯数本欠損、身体感覚が戻りきっていない [装備]:なし [道具]:基本支給品、ていさつスコープ@MM2R(一日目朝まで使用不可)、不明支給品0~2 [思考・状況] 基本行動方針:夢のために屍を積み上げる 1:少年と交渉 2:感覚を取り戻すまで直接的な戦闘は避けたいが、ある程度したら積極的に動く。 [参戦時期]:フェムトへの転生途中 [備考] 容姿・能力は人間時のグリフィスのものです。拷問痕はなくなっています。 この殺し合いは転生のためのもの、参加者はベヘリットに関連した者だろうと考えています。 ていさつスコープの効果により、ライを介して葉隠散の容姿と名前の情報を得ました(散が参加者であることは認識していません)。 043:Love is Real? 投下順 045:イッツァソ○○アタック! 043:Love is Real? 時系列順 045:イッツァソ○○アタック! 012:東の山に…… 主人公の息子 :[[]] 016:星を知る者 グリフィス :[[]]
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介者剣法(かいしゃけんぽう) 素肌剣法に対して、鎧兜(よろいかぶと)をつけた重装備の剣法を介者剣法と呼んだ。 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし(常静子剣談) 道を貴び術を知れば心勇ならずと雖(いえど)も必ず勝つ。 道に背き術に違えば必ず負く。 道を守れば不思議に勝ち、道に背けば必ず負けるという心理術理の妙を教えている。 活人剣・殺人刀(かつじんけん・さつじんとう) 活人剣も殺人刀もただその生命を絶つかどうかの問題ではなくて、人を生かすか殺すかに心の持ちよう、刀の使い方の問題である。柳生流には「一殺多生の剣」というのがあるが、一人の悪を断ち一人を殺しても多くの衆生を生かすのが活人剣であり、いわれなき殺生をするのが殺人刀である。 勝而後戦う(かってしかるのちにたたかう) 戦って結果として勝つのではなく、戦う前に気で勝ち、心で勝って而後(しかるのち)に戦えという教えである。 「気で攻めて理で打て」というのも同義である。 勝つに法あり負けるに理あり 勝っても負けてもその理法に合ったやり方をせよということで、無理無法の盲目剣はいけないという戒めである。 香取・鹿島(かとり・かしま) 香取神社には経津主神(ふつぬしのかみ)を祭り、鹿島神社に武甕槌命(たけみかづちのみこと)をお祭りして、ともに武神を祭る神社として尊崇され、武の発祥地とされている。 飯篠長威斎家直はこの地に天真正伝神道流興し日本剣道の源流として知られてる。全国の道場には香取・鹿島の御神霊を武神として移祭しているところが多い。 気海(きかい) 気海の気は形なくして多いなる力を発するもの、海は広く無限に漲るもの。 すなわち気力精気の無限に生ずるところを気海という。白隠禅師は「気海、丹田各々臍下に屈す」といっているように気海と丹田はとは表現の違いであって同じ部位をさしているものである。 気は大納言の如く身は足軽の如し 気品は大納言の如く高く豊かに持ち、身は足軽小物にも比して忠実細心に働けという教えであり、剣道人の気構えと平素の修行の心構えを教えたものである。 虚実 うそとまことであり、剣道的にいえば隙や油断のあるのが虚であり、その反対に隙も油断もなく精神の緊張した姿が実である。 居の打ち、色(いろ)の打ち フェイントをかけて打つ技で相手の気の迷いを打つのである。 虚の剣の使い手であるとか、色の稽古であるとかいわれるのは、いささか蔑視された表現であり、奨励すべき技ではない。 切紙、目録(きりがみ、もくろく) 昔は段位がなくて、修行した技前によって階級をつけたが、その一番初歩のランクが切紙であり、これは紙の切れはしなど簡単なものに修行修得した技前が書いてあった。だから切紙と言ったのである。それから目録、印可、免許、皆伝、口決(こうけつ)(口伝)(くでん)と進んで行き、最後が口伝でこれがその流の極意剣の伝授である。 したがってこれは四方の襖を立て切り、周囲の人払いをして深夜ひそかに師匠が直接手をとってその秘術を授けたものである。 披剣中の秘剣を「書きもの」にせず口から直接伝授したのは他にもれることを恐れたものであり、師匠の口から直接伝えられたために口伝と言われたのである。 もちろん前述のようなランクは流儀流派によって異なり、千葉周作は一刀流にあった五つのランクを初伝、中伝、奥伝の三種に絞ったため却って入門者がふえ、入門希望者が門前市をなしたと伝えられている。 きまり合い 気合い、理合い、間合いのことで切る間合いだけをさすのではない。剣道でも最も大事な三要素を教えている。 驚擢疑惑(きょうくぎわく) 相手と対峙したときにおこる心の動揺や心の動揺を抑えきれない状態をあらわしたことば。驚いたり、擢(恐)れたり、疑ったり、惑ったりする心の状態。四戒、四病ともいい、これをいかに制御するかが重要であるという教え。 楠杉の訓え 楠の木は根を一寸張れば上に一寸伸びるように、根と幹とが常に相和して成長するが、杉は根を張らず上へ上へと伸びていく。したがって楠は大風にも倒れないが、杉は少しの強風にあえばすぐに吹き倒れてしまう。 これは剣道心と技との関係を教えたもので、心の修養を積みながら枝を伸ばせば決して誤りはないが、いたずらに枝だけを伸して、心の修養を怠ればわずかの困難にもすぐに挫けて失敗することを戒めている。 組太刀(くみだち) 組太刀は一般には形と同義語に取扱われているが勿論形には違いないが、その成立にはいささか異なった意味も存している。形は剣の理合いと実践の経験をもとにして作られた自流独特のものであり、組太刀は他流の技の長所に対して、それに勝つ技を仕組んだものである。 例えば柳剛(りゅうごう)流は臑(すね)を切るからこれに対してはこの技で行く。 示現(じげん)流は袈裟(けさ)がけに着るからこう応ずるといちいちその流儀の長所に対応する技を考案していくのである。 稽古(けいこ) 古(いにしえ)を稽(かんが)えるという意味で、日本古来の伝統的な武道や芸道の修行、練習をいう。このことばは単にくり返しを意味するのではなく、技や芸に対する自己の確立や心の問題を理念、工夫していくところに特性がみられる。 下部の三所(げぶのさんしょ)(常静子) 剣道では一眼二足といわれるくらい足は大事にされているが心形刀流では腰と足とひかがみとを下部の三所として最も重要視されている。何をやるにも足腰といわれるが、足腰に十分の機能を発揮させるのはひかがみである。 したがってここを硬直させたり、曲げすぎたりしてはいけない。余り目立たない所にあって下部の三所として最も貴ばれるゆんである。 剣心一如(けんしんいちにょ) 剣は人なり、剣は心なりといわれるように剣は心によって動くものであり、剣と心は一元的のものである。 したがって正しい剣の修行をすれば正しい心を磨く結果になる。 剣禅一致(けんぜんいっち)(一如) 剣は生死の間に於て修行し、大死一番の境地に大活するものであり、禅は静思黙考の裡に大悟するものである。 あずれも生死を超越するところに、窮極においては剣禅全く相共通する一脈があることを教えている。 剣の五徳(けんのごとく) 正義、廉恥、勇武、礼節、謙譲を剣の五徳といい、この徳目を身につけるために剣の修行をするものである。 攻防一如(こうぼういちにょ) 懸待一致と同意語である。 交剣知愛(こうけんちあい) 「剣を交えて"おしむ"を知る」を読まれ、剣道を通じて互いに理解しあい人間的な向上をはかることを教えたことばである。愛はおしむ(惜別)、大切にして手離さないということを意味しており、あの人とはもう一度稽古や試合をしてみたいという気持ちになること、また、そうした気分になれるように稽古や試合をしなさいという教えを説いたことば。 五加 神道無念流の形。五加は技よりも気力を重んじる形で、五加五流がその真髄とされている。 互角稽古(ごかくげいこ) 技能的に差のない者同士の稽古。また、たとえ差があっても、同等の気持ちになって行う稽古。 呼吸 人間の呼吸は複式、胸式、肺尖呼吸の三通りに大別されるが普通は胸式呼吸である。 肺尖呼吸は病人がやるような肺尖でやる最も浅い呼吸で一番不健康な呼吸法である。剣道人のやる呼吸は複式呼吸であり、横隔膜を下げてやる最も深い健康的な呼吸である。座禅や静座をやるのもそのためである。剣道は吐く息で打つので吸う時は隙であり打たれ易い。昔から「呼吸をはかる」ということはそのことをいうので相手が息を吐き終わった時は隙であり、そこを打てというのである。 九重の位(ここのえのくらい)、大納言(大納言)の剣 最高の気位を持ち、至高の剣風を持てということで剣道至極の風格を教えたものである。 (足軽稽古下郎技の対比語である) 牛頭馬頭(ごづめづ) 牛の頭は大きく馬の頭は小さい。 したがって牛頭馬頭とは大技小技のことで剣道では大技だけでもいけないし、小技ばかりに偏しても駄目である。大技小技を織りまぜてやれという教えである。 参照:剣道用語辞典 より http //www.budogu.jp/column/kotoba.html#ka 榎本劍修堂 / 劒人倶楽部 埼玉県さいたま市見沼区大谷399 剣道具 通販 / 竹刀 通販
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分割数の「みかんの皮」型変換について述べる. 緯度, 経度の恒星は, 番号の面の中央経度から 経度幅 の範囲にある場合, 以下の式で投影される. ※導出および解説は, しばし待たれよ.
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テキスト集トップへ戻る || 長鳴鶏の宿 シリカ商店 街外れの館/ギルドハウス 金鹿の酒場 冒険者ギルド 執政院ラーダ 金鹿の酒場 -Ber Golden Deer- ※特に断りがない限り、全てサクヤのセリフです。 初回 ミッション「新米冒険者の心得」受領中 B1F B2F B3F クリア後 B26F 初回 いらっしゃい。 あら、新顔の冒険者さんのようね。 ここでは飲食以外にも、冒険者さんに仕事を 依頼したりしてるんだけど… まだあなた達にはお願い出来ないみたいね。 ここでは執政院で認められて初めて一人前の 冒険者として活動できるって決まってるの。 それまでは、残念だけど私もあなたたちに お仕事は頼めないのよ。 執政院の許可を得たら、またいらっしゃい。 楽しみに待ってるわ。 会話する まずは執政院に顔出しするといいわ。 認めてもらったら、また来てちょうだいね。 ミッション「新米冒険者の心得」受領中 執政院のお仕事がまだ終わっていないようね。 樹海の地図作成は大変でも、冒険者にとって 欠かせない必要な技術なのよ。 がんばってやり遂げてね。 B1F 一回目 新しく有望そうなギルドが出来たって酒場の みんながウワサしてたのよ。 …あなた達、注目されてるのね。 私も信頼出来る冒険者が増えると嬉しいわ。 樹海の探索、頑張ってね。 二回目以降 いらっしゃい、(ギルド名)のみんな。 樹海の探索には、もう慣れたかしら? いいこと? 冒険で一番大切なことは 生きて帰ってくることよ。 焦らず、無理せず、頑張りなさいね。 B2F 楽しく飲んでくれるのは嬉しいんだけど 時々倒れてしまうお客さんがいるのよね。 みんなも、あまり無茶な飲み方をして 私を心配させないでね? B3F ここのお料理はね、長鳴鶏の亭主さんに レシピを考えてもらっているのよ。 え? どうして私が考えないかって? ……ふふっ。 クリア後 いらっしゃい、(ギルド名)のみんな。 みんなが店に来てくれるとやっぱり嬉しいわ。 なんたってこの街の英雄ですもの。 みんなを目標にして、若い冒険者がたくさん この街に集まってきてるのよ。 お手本として、これからもがんばってね。 B26F また新しい階層が見つかったんですってね? まさかこんな日が来るなんて…。 ふふっ、おめでとう。 さすがは、エトリアの英雄ね。 この調子で店の依頼もよろしくね?
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1 不況失業再就職困難で結果いい年して引き篭り。一日中カーテン閉めっぱの部 屋でごろごろだらだらうだうだして過ごしていた。 ある日、人の気配にふと目を覚ます。暗い部屋の入り口付近でぼそぼそと話す 声。顔を向けようとしたが身体が動かない。金縛りだ! 焦っているうちにがしゃがしゃと重い金属音を響かせながら気配が枕元に近づ いてきた。 視界に入ってきたのは鎧兜姿の侍。手には抜き身の刀を携えている。 『南瓜ならばすぐに準備致す』 侍は入り口付近にそう声を掛けると、刀を勢い良く振り下ろした! 「ひょわあっっ!!」 人間命の危機に直面すると普段以上の力が出るというのは本当なんですね。 無我夢中で身を捻ると金縛りが解け、そのままごろごろと転がって刀を避けた 。 『ぬ・・・それがしの呪縛を破るとは・・・!』 ガチャリと刀を構えなおす鎧武者。何とか起き上がりどうするか必死に考えを めぐらせてた俺の目に入ったのは。 不安げに口元に片手を添えて、おずおずと壁の影から顔をのぞかせていた華や かな着物姿の幼い子供。お稚児さんって言うの? 銀色の髪に金の瞳、大きな耳にふさふさ尻尾なんてオプションが全く違和感を 感じさせない至上の愛らしさ。 いやもうオタクでも変態でもないが胸がきゅんとした! これが萌というものか !! 『・・・あ、あの・・・』 『何でござるか!?』 「何でしょう!?」 意図せずハモる俺と鎧武者の声。 『かぼちゃって、その、あの・・・』 『おう、そうであった。すぐに刈り取りますゆえご心配なく』 「って待てコラオッサン!かぼちゃって俺の事か!」 『ふははは、一日中ごろごろ転がっている中身の無いものは南瓜と呼んでも問 題ない!!』 理不尽な物言いと共に刀が振り下ろされ。 人間命の(ry 何をどうやったのか、俺の両掌で刀を挟んで止めているいわゆる 真剣白刃取りではないですか!? スゲー俺!! 「そもそもなんでかぼちゃが必要なんだよ八百屋行けよスーパー行けよ」 『ぐ・・・それはいろいろと』 しどろもどろになる鎧武者。ちらりとお稚児さんのほうに視線を向ける。俺も 釣られて視線を移し。 「あの子の足元にある真っ二つに割られた物体はなんですかかぼちゃにみえま すが誰の仕業ですか」 『それはその・・・そっそそそれがしじゃ! ああ全て、全てそれがしが悪いん じゃぁぁぁ!!』 逆切れ半泣きいじけられた。 2 鎧武者のオッサンがようやく落ち着いたところで事情を確認。 オッサンはいわく俺の先祖で守護霊らしい。家の周りを巡回していた所怪しい 光が近づくのを目の当たりにし。 『――そしてすわ物の怪かと思い切り伏せてみればこちらの正一位様の西洋提 燈であったと』 俺に対して偉そうなオッサン。対して膝に横真っ二つに割られたオレンジ色の かぼちゃを抱えたまま申し訳なさそうに縮こまっているお稚児さん。 『で、だ。りさいくるというのであろう? 使えぬものが転がっているので新た に活用法を見出してやろうと思い至ったわけでござる』 それで守護霊に命を狙われる俺。・・・あれ、目から水が・・・。 『わ、わたくしは、まさかひとのなまくびをようだてようとなさっておられる とはおもいもよらず・・・。そもそもむしゃどのはあなたさまをしんp』 『いやいやいや正一位様には無礼に無礼を重ねなんとお詫び申し上げてよろし いやら面目ございませぬ!』 お稚児さんにはやたら腰の低いオッサン。土下座なんて初めて見たー。 『こうなっては仕方ない。それがしの首を』 「だからグロいって。かぼちゃあればいいんだろ? 俺今から買ってくるから」 ぱああーっと表情を明るくするお稚児さん。ああ、輝くような笑顔って本当に 存在するんだなぁ・・・(はあと) 幸せな余韻に浸りつつ財布を握りしめて外へ出る。宵の口ってところか。そう いえば外出するのってどのくらいぶりだろう。 『それがしが割ってしまったもの以上の品を見つけるのだぞ』 「うるせーよオッサン」 『ところで正一位様はなにゆえあのような珍妙な提燈を提げておられたのか』 「あれだろ、トリックオアトリートってやつだろ。何日かしたらハロウィンだ もんな」 意味が分からずしかめっ面になっているおっさんは放っておいて、俺は夜の街 へ歩き出した。 「・・・そういやランタン用のかぼちゃってどこで売ってるんだろう?」 『知らぬのか愚か者め』 自分も知らないくせに偉そうなオッサン。ああ腹が立つ。 3 その後すぐ近くのホームセンターで運良くランタン用のかぼちゃを入手。家に 戻ってお稚児さんと一緒にわいわい楽しくランタンに加工。 因みにオッサンは刀で加工を手伝おうとしたので「また真っ二つにするのか」 と脅したら大人しく後ろで指くわえて眺めてたwザマァww 『いろいろとおせわになりました』 炎を灯したランタンを釣り提げ、玄関で深々とお辞儀するお稚児さん。ああ可 愛い、可愛いよぉ。 「いやいやこちらこそうちのおっちょこちょいがご迷惑を」 『こちらの出来損ないがご迷惑を』 俺とオッサンはお稚児さんには笑顔を向けつつ互いに背後に廻した手で互いを 牽制。 『ごじつあらためておれいにまいりますね』 笑顔でもう一度お辞儀すると、お稚児さんは夜の闇に去っていった。 「・・・はあ。なんか変な日だった」 『ふん。家で腐っておる愚か者にはよい刺激となったであろうが』 「・・・そうかも」 素直に頷くと、なぜか神妙な表情を浮かべた武者。こっちも変な反応されてな んか拍子抜け。 『・・・ふん、明日からまた腐るのであれば、今度こそその頭、花器にでも作 り直してやる・・・ってそれでは花がかわいそうか』 と思ったがやっぱりウザいこのオッサン。 「煩いさっさと消えろ幽霊」 『ふっふっふ、それがしは守護霊、貴様の後ろで無様な生き様や足掻き苦しみ 死にゆくまでを眺めるのが役割よ! ふははは!!』 「あの世へ帰れ!」 何か波長が合ってしまったらしく、以降オッサンが見えなくなることは無かっ た・・・。 4 数日後。腐っていても仕方ないと再び就職活動を始めた俺。 夕暮れ時の帰り道、近所の子供達がお化けの仮装をして友達の家から家へ渡り 歩いているのに出くわした。 「ああそうか今日はハロウィンか」 ほほえましく眺めていた俺の背後から『おのれ化生め!』という怒声と共に子 供達に勘違いオッサンが飛びかかる。 そして俺には見えない子供達の守護霊辺りに張り倒されたりしているようだ。 弱。 どうせ誰にも見えてないし、胸倉つかまれて往復ビンタ食らっているっぽいオ ッサンはほっといて帰ろうと歩き出したんだが、道の先に見覚えのあるランタ ンが見えた。 『とりっくおあとりーと!』 魔女のコスプレしたお稚児さんが現れた! はううぅぅ、可愛いいいぃぃ!! 「あ、お菓子お菓子」 間食用に買っといた飴をカバンから取り出しお稚児さんに手渡す。 『うふふ、ありがとうございます!』 極上のその笑顔が得られるのならいくらでもお菓子準備します。 「今日はハロウィンに紛れ込んでるんですか?」 『はい、そうです。ひとのまつりはにぎやかでたのしいです。ところでむしゃ どのは・・・その・・・』 「自業自得なんでほっといてください」 『そうですか・・・。でもでも、むしゃどのはしごとねっしんでいらっしゃい ますね。いつもあなたさまをいっしょうけんめいしゅごしていらっしゃいます』 「・・・は?」 『わたくし、いぜんむしゃどのにあなたさまのかごをこわれました。『じぶん ではちからがおよばず、このままではしゅごするもののみちをただすことがで きぬ』とひどくなやんでおられました』 「あのオッサンが・・・」 『ですからきばらしにまつりにでも、とおうかがいしましたらせんじつのよう なさわぎになってしまいましたが』 お稚児さんは楽しそうにくすくすと笑っているが、俺は恥ずかしくて顔から火 が出そうだ。 『ですから、どうか、ほんのすこしでよいので、あなたをおうえんしているも のがいることをこころにとめておいてくださいませ。なにかのごえんですから わたくしもびりょくながらじょりょくいたします』 お稚児さんのまっすぐな瞳を受け、道端に打ち捨てられたオッサンを眺めなが ら。 俺も、もう少し頑張らないとな。そう思った。 『まずはむしゃどののそんざいをしっていただこうとつながりをつよめておき ました』 ああ、あのウザいオッサンが視えて触れるようになったのはお稚児さんの能力 ですか。有難うございますはははは・・・はは・・はぁ。 5 あれから数年。 良縁に恵まれて、就職・結婚・出産育児と、凡庸ではあるものの平穏な生活を 得る事が出来た。 しかし、今日も早合点で何かに絡んで逆にボコられてるオッサンを眺めつつこ の守護霊が悪い事全ての原因じゃなかろうかとたまに思う日々。
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仕官武将データ ゲーム中更新フェイズに仕官してくる顔無し武将データ、東海編(伊豆~伊勢志摩) 他の地方は、顔無し武将2へ ■仕官武将 登場時期に関してはランダムだが、ある程度遅い速いがある模様。 (元ゲーの登場時期準拠?ターン数は目安です) 抜けなどありましたら追加をお願いします。 東海地方 伊豆 武将名 統率 智謀 備考 板部岡江雪斎 3 8 田中(岡野)融成、執権北条氏の末裔? 北条氏政の右筆。41T~ 清水康英 4 6 伊豆衆。小田原の戦では下田城に籠城して粘戦。21T~ 駿河 武将名 統率 智謀 備考 御宿正友 6 2 御宿勘兵衛。大坂夏の陣に参戦して討ち死にした武辺。101T~ 由比正純 5 3 駿河在野。衰運の今川氏真に付き従い、掛川城に籠城。53T~ 朝比奈信置 4 5 駿河在野。今川ついで武田に属し、駿河先方衆。5T~ 庵原将監 5 4 庵原忠縁か、駿河在野。落日の今川家に最後まで仕えた。13T~ 岡部正綱 5 4 駿河在野。駿府時代の松平竹千代(元信、のち元康)にも親切だったという。61T~ 岡部元信 9 6 桶狭間の戦後も鳴海城で頑強に抵抗し今川義元の首を貰い受けて引き揚げる。5T~ 青木一重 10 4 姉川の戦いなどで勇戦。秀吉に請われ大坂城七手組頭、のち麻田藩主。97T~ 遠江 武将名 統率 智謀 備考 小笠原長忠 8 3 遠江在野、氏助のち信興。高天神小笠原氏。高天神城をよく守る。65T~ 渡辺金太夫 11 1 渡辺照。姉川、高天神城で奮戦。武田方の高遠城を退かず玉砕。49T~ 飯尾連龍 6 1 飯尾乗連の子。今川氏真に反旗を翻すも暗殺された。37T~ 中根正照 3 2 遠江在野、徳川に属し二俣城主。21T~ 井伊直政 13 4 徳川四天王。幼名万千代。福島勢を出し抜き関ヶ原一番槍をつける。137T~ 天方通綱 5 4 遠江在野、道綱とも。徳川信康切腹の際の検分役で、のちに出家。85T~ 塙 直之 10 3 塙団右衛門。大坂冬の陣、本町橋の夜戦で活躍し「夜討ちの大将」と称す。161T~ 三河 武将名 統率 智謀 備考 菅沼定忠 7 3 菅沼定継の子。奥三河「山家三方衆」田峰菅沼氏。25T~ 奥平貞能 5 6 奥平貞勝の子。「山家(山ヶ)三方衆」作手奥平氏。41T~ 菅沼定盈 6 4 菅沼定村の子。野田菅沼氏。65T~ 牧野康成 5 4 右馬允、徳川重臣・酒井忠次の娘を嫁に貰い受けた大胆者。113T~ 戸田一西 8 4 「とだ かずあき」秀忠の上田城攻めに反対し家康に賞賛される。 61T~ 大久保忠世 9 4 大久保党。長篠の戦で「敵について離れぬ膏薬侍」と信長に賞される。41T~ 大久保忠佐 11 3 三河在野。忠世の実弟、膏薬侍2号。大久保彦左衛門(忠教)の兄。41T~ 本多正信 2 12 弥八郎、サドの守。徳川幕府を牛耳るも自らは少禄に甘んじた。45T~ 本多正重 8 5 三弥左衛門、正信の弟だが三河在野に登場。槍一本で回国した武勇の人。73T~ 鳥居元忠 7 6 関ヶ原の前哨戦、伏見城で玉砕。鈴木重朝(雑賀孫市か)に討たれる。49T~ 榊原康政 13 4 徳川四天王。幼名は小平太。忠勝の親友、書にも堪能。三河で一押しの侍大将 85T~ 本多康重 8 2 三河在野。早くから家康に仕えた。109T~ 安藤直次 9 5 三河在野、安藤帯刀。勇敢で治世にも長けのち徳川頼宣付家老、幕府老中。113T~ 板倉勝重 1 11 香誉宗哲、還俗して板倉氏を嗣ぐ。市井で名奉行と評された公正の人。93T~ 石川数正 8 5 石川広成の縁者として登場。酒井忠次と並ぶ家康重臣、西三河衆を束ねる。29T~ 石川家成 5 5 石川数正の叔父、三河在野で登場。33T~ 水野忠重 4 6 水野信元の弟、家康の叔父にあたる。関ヶ原の戦前に暗殺される。57T~ 伊奈忠次 1 15 備前守。治水・水運・殖産興業で関東を発展させた地方巧者。117T~ 尾張 武将名 統率 智謀 備考 水野利久 5 4 水野太郎左衛門利忠(本多利久)か。織田信安の部下、のち豊臣秀長麾下 17T~ 前野長康 7 8 坪内氏の出身、尾張在野で登場。藤吉郎(秀吉)股肱。武功夜話? 33T~ 柴田勝豊 5 4 柴田勝家の養子、実の甥。賤ヶ岳の戦いで衆寡敵せず秀吉に降る。105T~ 瀧川一益 9 8 左近将監。「攻めるも瀧川、退くも瀧川」と囃された、骨惜しみせず働く人。1T~ 瀧川益重 7 7 滝川一益の親戚(甥か)として登場。百歳を超えて大往生したという。85T~ 河尻秀隆 9 4 尾張在野。信長の馬廻、黒母衣衆筆頭。信長と文通していたかも。1T~ 池田恒興 7 6 勝三郎、勝入斎。信長の乳兄弟で森長可や羽柴秀次の舅となる。37T~ 浅野長政 4 5 木下藤吉郎の与力として登場。ねねの方(秀吉正室)の義兄。101T~ 福島正則 14 3 木下藤吉郎の親戚として登場。幼名は市松。137T~ 加藤清正 13 7 木下藤吉郎の親戚として登場。虎之助。141T~ 蜂須賀正勝 8 9 小六、尾張在野で登場する国人。民政に長け木下藤吉郎の股肱となる。1T~ 加藤嘉明 9 4 木下藤吉郎の子飼い(小姓)として登場、賤ヶ岳七本槍。145T~ 平野長泰 10 1 木下藤吉郎の子飼いとして登場、賤ヶ岳の七本槍。129T~ 堀尾吉晴 5 4 木下藤吉郎の子飼いとして登場。「仏の茂助」豊臣政権三中老の一人。69T~ 佐々成政 13 5 内蔵助、黒母衣衆。尾張では一押しの顔無し。鉄砲隊の指揮に長ける。37T~ 前田利家 12 8 尾張在野。信長の馬廻、赤母衣衆筆頭。幼名犬千代、通称又左衛門など。45T~ 奥村永福 9 4 前田利家の縁(城代)で登場。助十郎、助右衛門とも。61T~ 前田慶次 8 5 ショボーン 慶次郎利益、利大、利太とも。前田利家の義理の甥だが尾張在野。121T~ 森 長可 12 4 森可成の次子、長康とも、武蔵守。尾張在野に登場。通称鬼武蔵。105T~ 村井貞勝 3 9 早くから信長に仕え織田政権下の京都所司代となる。「都の総督」1T~ 毛利勝信 8 4 尾張在野。はじめ森姓、別名に吉成。大坂の陣で活躍した毛利勝永の父。93T~ 美濃 武将名 統率 智謀 備考 遠山景任 6 3 岩村遠山氏。信長の叔母を娶り信長の子を養嗣子に迎えたが早生。9T~ 原 長頼 7 4 美濃在野。荒木村重討伐などで活躍。85T~ 金森長近 5 6 可近、信長の偏諱を受け長近。茶道にも通ずる。5T~ 坂井政尚 8 5 美濃在野。斎藤家、のち織田家に仕え美濃衆として活躍。5T~ 斎藤利三 8 4 稲葉一鉄(良通)の臣から明智光秀の家老、妹は長宗我部元親に嫁す。29T~ 加藤光泰 6 4 美濃在野。秀吉旗下で甲府24万石。文禄の役の最中、朝鮮で病死した。41T~ 堀 秀政 12 4 堀久太郎。美濃在野、織田信長の小姓から頭角を現す。105T~ 日根野弘就 7 4 美濃在野で登場、斎藤家を最後まで支え、のち織田家臣。鎧兜の原型師? 17T~ 日根野盛就 6 4 日根野弘就の弟。弘隆とも。29T~ 前田玄以 1 9 基勝。僧から還俗し京都所司代、のち豊臣五奉行。息子はキリシタンらしい。69T~ 谷 衛好 6 4 大膳亮。谷野、のち谷氏を称す。播磨・三木合戦で討ち死に。13T~ 仙石秀久 6 4 通称 権兵衛。美濃在野から秀吉の臣。戸次川の戦で真っ先に逃亡した豪傑。97T~ 可児才蔵 7 1 可児吉長。宝蔵院胤栄の槍術を学び、笹の指物で知られた「笹の才蔵」 89T~ 生駒親正 5 4 美濃在野で登場、美濃攻めの早い時期から織田家に仕える。1T~ 氏家行広 7 3 氏家卜全(直元)の次子。荻野道喜の変名で大坂の陣・豊臣方に参戦。77T~ 安藤定治 6 4 安藤守就の縁で登場。伊賀平左衛門尉とも(守就と同一人物説あり)。13T~ 竹中半兵衛 8 15 竹中重治。安藤守就の娘婿にあたるが美濃在野に登場。69T~ 竹中重矩 6 4 竹中半兵衛の実弟。姉川の戦で遠藤直経の織田方コスプレを見破る。77T~ 稲葉貞通 5 4 西美濃三人衆・稲葉一鉄の次子。77T~ 伊勢 武将名 統率 智謀 備考 瀧川雄利 5 8 星合三郎兵衛とも。伊勢在野、北畠一門木造氏出身で滝川一益の娘婿。65T~ 鳥屋尾石見守 5 6 満栄、鳥屋野尾とも。伊勢在野。北畠氏重臣で兵糧を集める。37T~ 奥山常陸介 6 4 伊勢在野。旧主北畠具教暗殺の命を固辞して出家。25T~ 田丸直昌 6 4 田丸国忠(具忠か)の縁で登場。塚原卜伝の新当流を学んだといわれる。57T~
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大山猫の皮革マント 適正レベル:37 授与NPCの名前:アイテム「大山猫の申し分ない皮革」を使用 授与NPCの所在:沼プロウラー、沼ストーカーからドロップ 前提クエスト:―― 派生クエスト:―― 授与ダイアログ 美しくはあるが、この大山猫の皮をあなたはどうともしがたい。腕の良いエルフの仕立屋を見つけたら、この皮で上品なケープを仕上げるよう説得できるかもしれない。 背景 高原沿いで、あなたは美しい皮を持つ大山猫に、素早くて命取りになる一撃を見舞った。獣と戦いの末、それを倒して素晴らしい戦利品を手に入れたが、その皮で優雅な外套を仕上げられるエルフの仕立屋が見つかることを願っている。 目的 目的1 大山猫の皮を防具職人のエルフにもっていき、ケープを作ってもらう。 エルフたちはトロルの森の東側にある裂け谷の秘密の場所に住んでいる。 高原の大山猫に襲われたあなたは戦いに勝ったが、自分が打撃を与えた場所の皮膚に何のダメージもないことに気づいた。皮を上手に剥ぎ、防具職人のエルフに持っていき素晴らしいケープを作ってもらうべきだ。 報酬 固定報酬 金:20s30c マント:大山猫の皮革マント 選択可能な報酬 ―― 経験点 経験点:――XP 攻略情報 軽装鎧職人のグローリエルビアに渡す コメント/ヒント等 名前 コメント
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ランダム出現のザコ敵についてのページです。ボスの情報はこちら→ボス攻略 次の階に進んだ際、ランダムでザコ敵とエンカウントする。このページでは、出現する敵の特徴や注意すべき行動について解説する。また、 0~32階、34~65階、67階以降に生息する魔物の種類は異なる 名前は正式なものではなく、行動パターンや見た目から決定している ことに留意してほしい。 全階共通(イベントでの選択でエンカウント) 宝物庫の兵士 これで戦えとばかりにこちらに剣を渡してくる騎士道精神溢れる男。こちらが有利になる行動をする唯一の敵だったりする。 1ターン目にボロボロの剣をこちらに渡してきた後、攻撃をしてくる。火力が高く、戦略の通じない3連撃なども行ってくるためステータスが低いうちは強敵。 ゲームを始めた頃や、深層では立ち去るのも一手。 宝箱を守るおっさん 見た目通りのチンピラ。大して強くない。 攻撃、回復、ガードなど基本的な動きのみで、特に目立った行動はしてこない。 海賊 攻撃、回復、ガード、攻撃力アップなどを行ってくるだけで特に目立った行動は無い。 脅してきた海賊と見た目が違うが、野郎どもかかれ!的なセリフから察するにこいつはどうやら下っ端の模様。 0~32階 三脚の魔物 小型の三脚がついたカメラのような化け物。 3連撃・ガード 3連撃 4連撃 回復・ガード を繰り返す。 攻撃力も回復量も貧弱。 一つ目の化け物 モン〇ターズインクにでも出てきそうな一つ目の化け物。 攻撃と回復を同時に行う。とはいっても貧弱。 イフリート 初見だと分かりづらいが、炎を吐くトカゲである。 1.攻撃と同時に炎上カードを3枚渡してくる 2.ガードを貼る この2つを繰り返す。炎上カードの処理のため戦闘が長引きやすく、ENEが少ない場合は少し脅威となる。 炎上カードは1ターンに3枚追加され、破棄するにはENEが3必要になるので、ENEが4以上でない場合は1ターン何も出来なくなる。ただ、このターンで敵は攻撃を仕掛けてこないのでダメージを受けることは無い。 スケルトン 岩場に現れる剣を持った骸骨。 低HP高火力のモンスター。攻撃カードさえ引ければ事故を起こす要素は無い。 4本の手 空中の穴から手だけが生えた様な姿をしている。 攻撃と同時に攻撃力アップをひたすらに繰り返すだけ。 攻撃は初期値が0、アップが1なので苦戦する要素は無い。 赤い3つ子 水溜りから子供の上半身が生えている様な姿をしている。 ひたすら3連撃をしてくるが、まともに威力が高いのは1つだけなので気にする必要は無い。 数回攻撃してきた後は3種類の妨害をかけてくる。 猪 牙が顔の前で交差している黒い猪。 攻撃、攻撃、回復、攻撃、攻撃、回復、………を繰り返す。 苦戦するような敵ではない。 植物の化け物 木の根が異形化したような見た目の化け物。 渡してくるカードは全て毒であり、長期戦になるとキツい。3ターン目に回復を行うので、それまでには倒しておきたい。 カード「戦略」で毒カードや回復を妨げるのも有効手段であるだろう。 小さな黒スライム うつむき加減な女性のように見える、ヘドロのようにドロドロの人型の敵。 敵が渡してくるカードは粘液なので、特に警戒すべき事柄は無い。 絡みまくったツタ かつらみたいな緑色のツタ。攻撃パターンは 1、毒カード1枚 2、毒カード1枚 3、回復 となっている。HPは少ないので、1~2ターン目に倒せるはずである。気にする事はない。 34~65階 閃光弾ナイフマン 黒パーカーのナイスガイ 現代的な地下鉄の風景を背負って出現 1.閃光(微ダメージ)を4枚渡す 2.2連撃 3.小回復 のローテーションを組んで攻撃してくる。 閃光は(好機)が付いているので全てドラッグして捨てる必要は無い。また、閃光は4枚で12ダメージである。(深層に行けばダメージ量はもっと増える??) ドロー阻害のチュートリアル的な存在。30階以降出現?31階到達前にも確認 牛 立派な角を持った牛。 攻撃、攻撃、回復の後、攻撃と同時に怪我のネガティブカードを差し込んでくる。 長期戦になると怪我がデッキや手札を圧迫して厄介。 牛頭のデーモン 人の体に牛の頭、2対4本の腕に武器や盾を携えた強そうな化け物。 スロースターターだがステータスが低いうちは攻撃が痛い。 モーニングスターのスケルトン 鎧兜に身を包み、鎖で繋がれた2つの鉄球を携えた、いかにも番人な見た目のスケルトン。 初手は必ずガードを貼るだけ。ステータスが低い場合は攻撃が痛いが、逆に基礎力があれば簡単に突破出来る。 ゴーレム 額に漢字で「真理」と書かれたゴーレム。 とにかくガードをしてくる。生半可な攻撃は全く通用しない。 粘液スライム(緑) 緑色のスライム。 攻撃→粘液2枚 をひたすら繰り返してくる。粘液はコスト1の効果なしのカードで、放置すればデッキを圧迫するため長期戦は禁物だが、攻撃は痛くないため落ち着いて倒すこと。 毒スライム(紫) 紫色のスライム。 1ターンで攻撃と毒2枚をひたすら繰り返してくる。 渡してくるカードが破棄不可かつダメージを与えてくる毒なので粘液スライムとは違い強敵で、戦闘がグダると確実に命を持っていかれる。被害が拡大する前に早期決着を目指すこと。 アモン フクロウの頭と狼の胴と前脚、蛇の尾を持つ悪魔 攻撃と共に「幻覚」カードにより体力を1減らしてくるが、体力に依存する行動は「ブロック」、「鎧」、「発勁」くらいであり、減らされても1であるためそれほど脅威にはならない。 INTのデーモン いかにもクトゥルフらしい出で立ちの、赤い脳のようなものが頭頂部から露出している化け物。知力を3減らす攻撃をしてくるのが特徴であり、カードを用いないデバフは何気に珍しかったりする。ALL武器の杖で戦っている時は少し面倒な敵と言える。 火力はまずまずだが、ステータスがしっかりしていれば負けることは無い。 人面獣 熊のような身体に白髪の人間の頭がくっついている。キモい。 癒し枠。回復と攻撃力アップを何度か行った後に攻撃してくるが、如何せん攻撃してくるまでが遅すぎて自分のデッキに回復が入ってる場合はダンジョンのオアシスと化す。 67階以降 靄 宙に漂う透明な靄のような敵 毎ターン強力なシールドを張ってくるがHPは低い。デッキによっては詰む可能性もある。 「フェイント」でシールドを消すか、「フレア」「ドレイン」「暗殺」または毒系カードでシールドを無視して容易に突破できる。(「暗殺」はダメージが低いので注意) もちろんALL武器の大ダメージなどで強引にシールドを貫通して倒すことも可能。 カメレオン トンネルに現れる捻じれた様な体の巨大なカメレオン。 単発の攻撃をしてくるだけだが、毎ターン休みなくひたすら攻撃し続けてくるので、防御や回復、戦略による敵の行動の無効化等が安定して行えない状態のデッキで長期戦化すると、いつの間にか大きな被害を受けている事もある。 スケルトンロード 王冠マントのスケルトン 攻撃→絶望 3連撃 などを行ってくる。火力が高すぎる上、3連撃は戦略で無効化出来ないため生半可な耐久だと簡単に地上送りにされる。育成が進んでおり、まともに防げてまともに削れるならこの限りではない。 よくある事故死パターンは、 直前に状態異常のデーモンにライフを削られる→スケルトンロードの攻撃を防げるカードが引けない→死亡 である。スケルトンロードの最も凶悪な点はその攻撃の防ぎにくさにあるとも言える。 スケルトンセイバー 剣を片手で構えたスケルトン ひたすら高火力な一撃を飛ばしてくる。こちらはスケルトンロードよりも戦略などを用いた対策が取りやすく、ガードを貼るだけの場合もあり、ぬるい方。 トリケラトプス 攻撃のダメージとHPこそ67階族に恥じないものだが、 1.攻撃→怪我 2.少しだけガード貼る の繰り返しであり、2のタイミングがほぼ隙だらけなため67階族としては珍しいオアシス枠である 何故か死亡ボイスは牛の鳴き声 幻覚で見るデーモン 形容しがたい見た目の、アプデで整形したアイツ 67階族に限らず、この作品において最凶の雑魚敵。人によってはボスよりも苦戦するかもしれない。 他の魔物より頭一つ抜けて高いHPに加え 攻撃→状態異常カード2枚 という動きにより「集中力」や「天才」といったカードが無効化されるため思うようにドローが出来なくなる。 状態異常自体も毒や痺れなどの強力なものを用いてくるため毒をガードするのを忘れたり痺れで思うようにガード出来なかったりすると言ったことが起こりやすく、そのせいで攻撃をライフで受けると言ったことになりがち 初撃に限り、必ず攻撃→毒であるためここの実質的な攻撃力がカタログスペック以上に高いことにより、ガードが足りないなどの状況が起こりがちになる。何度もエンカウントすることにより運悪く手札にガードが無く、HPも足りないといった状況に追い詰められる事も少なくない。